DMMバヌーシーの評判について!一口馬主経験者が語る!

どうも、しーぷです!今回は、一口馬主クラブの一つである「DMMバヌーシー」について、一口馬主経験者の私が、クラブの評判やメリットデメリットについて、語らせていただきます!

DMMバヌーシーに興味のある方や入会を検討している方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

更新情報
【2019/09/09】追記・画像追加・リンク修正

以下、目次になります。

DMMバヌーシーとは?

DMMバヌーシーは入会金0円月会費825円、そして募集口数はなんと2000口と、今までの一口馬主クラブとは大きく趣向の変えた新進気鋭のクラブです。

バイヤー系(セリもしくは、牧場から馬を買って募集に出す形態)のクラブで、毎年のラインナップに傾向があまりありません。

クラブの意向次第でどんな馬が入ってくるか読めないという意味では、新鮮味があるともいえるでしょう。

特にDMMバヌーシー自体がまだクラブとして結成されたばかりですので、とにかくサービスを軌道に乗せるためか、高額な馬をどんどん競り落として募集馬として並べています。

その甲斐あってか、初年度から「キタノコマンドール」が、いきなり皐月賞やダービーに出走したり、2016年産駒では「ラヴズオンリーユー」がはやくもG1優駿牝馬を勝利し、オークス馬となりました。

今後もクラブの広告塔として活躍が期待されます。

DMMバヌーシーの口座開設の流れは?

DMMバヌーシーで出資するためには、DMM.com証券で口座開設をする必要があります。

DMM.com証券では、DMMバヌーシー以外にも、「DMM FX」、「DMM CFD」、「DMM 株」なども取り扱っていますので、興味のある方は纏めて同時開設することもできます。口座開設手数料・維持手数料共に無料ですのでご安心ください。

では、さっそく口座開設の手順を見ていきましょう。

①:DMM証券会員登録

まず、DMM.com証券のFX新規口座開設から、案内に従って必要事項を入力します。

②:書類アップロード

次に、本人確認書類およびマイナンバー確認書類をDMMに送付します。

送付方法はアップロード・メール添付・郵送・FAXから選ぶことができます。

マイナンバー個人カードがある方はそれ一枚で本人確認書類としても使えますが、通知カードしかない場合は、別で顔写真付きの運転免許証か、もしくは健康保険証と住民票の写しなど、本人確認ができるものを二つ送付する必要があります。

③:審査完了・書類到着・DMMバヌーシー口座開設

審査が完了し、本人確認書類が到着次第、DMM証券口座開設手続きが完了します。

その後、DMMバヌーシーのサイトにログインし、口座開設を選択することで、DMMバヌーシーの利用も可能となります!

具体的な流れは、以下になります。

  • DMMバヌーシーの公式サイトから、「FX・CFD口座をお持ちのお客様はこちら」を選択する。
  • IDとパスワードを入力して、ログインする。
  • DMMバヌーシーの口座開設のボタンから、口座開設フォームに進む。

口座開設と言っても簡単ですよね。早い場合は申込した翌日から取引することもできますよ!

マイページから入金を済ませて、好きな馬を購入したら、出資完了になります。

DMMバヌーシーの費用(維持費など)は?

募集口数が2000口ですので、募集金額4000万円の馬ですと、初期費用として出資金2万円を支払う必要があります。

DMMバヌーシーでは入会金がかかりませんし、月会費に関しても825円、維持費が一頭あたり400円と、とてもリーズナブルになっています。

全クラブの平均が入会費:14,802円、月会費:2,659円となっていますので、この価格設定は非常に有難いですね。

運用開始が2歳の1月からですので、そこから仮に6歳の12月までフルで活躍してくれた場合でも825×60ヵ月で49,500円です。そこに馬体価格20,000円(募集金額が4,000万円の場合)と5年分の維持費24,000円、保険料4,000円程度を足して、一口当たりの総費用は97,500円と試算できます。

初年度こそ馬体価格が乗ってくる関係で少し重たいですが、2年目以降は年間で15,500円しか掛かりません。

二口以上出資する場合は、その分だけ月会費が加算されますが、会費の上限が3,300円に設定されているので、5口以降は月会費が増えることはありません

DMMバヌーシーのメリットは?

DMMバヌーシーに入会するにあたり、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

本項では、それらについて、私自身の体験談も踏まえて、具体的に解説していきます。

①:非常に低リスクで始められる

このクラブの一番のメリットといえば、やはり費用の安さでしょう。

一口馬主は基本的に400口や40口がベースですし、割と安価な400口クラブにしても、馬代金だけで数万円、その他会費や維持費を合わせていくと、10万円などすぐに超えてしまいます。

その点、DMMバヌーシーは馬代金も1/2000に希薄するわけで、理論上は400口クラブの1/5の費用に抑えられるため、とりあえず馬主気分を味わってみたいという方にはオススメのクラブですね。

一口馬主はやってみると中々うまくいかないもので、私もひどいときは2年くらい勝ちから遠ざかっていた期間がありました。出資した分のお金が全然戻ってこないわけですから、結構な大損です。

DMMバヌーシーでは、同じようにスランプに陥っても、そもそも初期費用がそこまで大きくないので、痛手になることが少ない点がメリットだと言えます!

②:クラスアップで特典追加!「バヌーシークラス」

DMMバヌーシーには、「バヌーシークラス」という面白いシステムがあります。

出資頭数、出資金額、出資馬の勝利数のいずれかが以下の表のように条件を満たすと、クラスが上がっていき、クラスが上に行くほど特典が多く受けられるというシステムです。

クラス 出資頭数 (通算) 出資金額 (通算) 勝利レース数(通算)
トライアル 0頭
ゼネラル 1頭
サード 5頭 50万 1勝
セカンド 20頭 500万 5勝
ファースト 50頭 1000万 20勝

特典には、イベント参加券や各種抽選の倍率アップなどがあります。

出資馬の戦績だけでなく、出資頭数でもクラスアップが望めるので出資のモチベーションが上がります。

クラスがファーストまでいくと抽選倍率が出資口数×4まで上がるので、かなり有利になりますよ!

③:愛馬の近況が頻繁に更新される

DMMバヌーシーでは募集頭数を絞っている分、一頭一頭にしっかりスポットライトを当ててくれている印象で、特に近況動画や写真に関しては、毎日に近いほど更新してくれます。

クラブによっては生涯で2,3本しか動画があがらないこともあるため、それらと比較すると、このクラブが所有馬に対して、とても密に接していることが窺えます!

おそらく、出資馬をここまで身近に感じられるクラブは他にはないでしょう。

④:良血馬が揃っていて出資しやすい

DMMバヌーシーではとにかく活躍場をクラブに引き入れたいという強い意志が感じられ、毎年、超高額のエリート馬をガンガン落札しています。

このクラブの良いところは、募集口数の多さから、これらの注目馬でも他のクラブのように激しい取り合いにならないというところです。

募集口数が多い分、リターンが少なくなってはしまいますが、欲しい馬なのに出資できないストレスが、他のクラブと比較して少ない点は大きな利点と言えるでしょう。

DMMバヌーシーのデメリットは?

DMMバヌーシーに入会するうえで、注意しておいた方が良い点について、本項では詳しく解説していきます!

どれも重要な点ばかりなので、ぜひ目を通して頂ければ幸いです。

①:口取り式や名付け親の当選確率が低い

DMMバヌーシーでも他のクラブ同様、抽選で当選さえすれば口取り式への参加や、一部の馬ではありますが名付け親になることも可能です。しかし、募集口数の非常に多いクラブですから、その当選確率はとてつもなく低いです。

そのため、口どり式や名付け親に興味のある方には向いていないクラブといえるでしょう。

私は馬の名付けに執着しているところがあるので、このデメリットはいただけないですね。

とにかくバヌーシークラスを上げまくって抽選倍率を上げるしかありません。

②:募集馬の選択肢が少ない

クラブが結成されてから初年度が3頭、2年目、3年目と13頭ずつ募集されています。今後も十数頭ずつ募集馬が並びそうです。募集頭数の多いクラブでは毎年80頭ちかく募集されることを考えると、ラインナップがだいぶ少ないですね。

走りそうな馬を厳選した感はありますが、この選択肢の少なさはデメリットといえるでしょう。

私は芦毛の馬が大好きなので、ラインナップの中に一頭も芦毛がいないとだいぶテンションが下がってしまいます。

好きな馬がいて、その血を引く子供に出資したい!という方にはあまりオススメできないクラブと言えます。

③:クラブとしての歴史が短い

クラブが結成してからまだ日が浅いので、今後クラブがどうなっていくかが読めないところがあります。

2000口募集ゆえに、当たりの馬を引いて大儲けという夢がない分、今後も大舞台で活躍する馬を出し続け、会員たちに夢を見せる必要があるでしょう。

④:募集金額が高い

もともとバイヤー系のクラブは募集価格が高くなる傾向があるのですが、それにしても強気の値段設定です。

ラヴズオンリーユーを筆頭とした2016年産駒達の平均募集価格がなんと1億1000万円で、ラヴズオンリーユー自体が3億円です。

お母さんはドバイターフ勝ち馬のリアルスティールを産んだ名牝ラヴズオンリーミーなので、良血統なのはわかりますが、それにしても募集金額3億円というのはかなり高めのイメージです。

勝ち上がり率上位のサンデーサラブレッドクラブやキャロットクラブですら平均募集金額3000万くらいですから、いかに高いかがお分かりいただけると思います。

今まで一口馬主全体でみれば、万を超える競走馬がクラブから募集されてきたわけですが、募集価格ランキングでみると、トップ10のうち8頭までもがDMMバヌーシーの馬です。

しかし、ここ最近は募集金額も落ち着いてきており、2019年度の平均募集金額は5,000万弱まで落ちてきています。

DMMバヌーシーを利用するべき人はどんな人?

さて、ではDMMバヌーシーを利用するべき人は、どのような人なのでしょうか。

以下、該当する方をピックアップして紹介するので、入会を考えている方は、ぜひ参考にして下さい!

①気軽に馬主気分を味わいたい方

募集金額4000万円の馬でも1口2万円で、入会金は無料。月会費も825円。口数が多い分、リターンも少ないとはいえ、この費用の安さで馬主気分を味わえるクラブは他にはありません。

もともと一口馬主で儲けるのはとても難しいですし、それならばいっそのこと利益は度外視して、気軽にまったりと馬主気分に浸るのも一興です。

個人的には一口馬主で大事なのはお金儲け云々というより「面白いかどうか」だと考えています。

豊富な近況動画・写真で馬を身近に感じ、たくさんの出資仲間と同じ馬を支え盛り上がる。楽しい一口馬主ライフを送るのに十分な環境は、DMMバヌーシーには揃っています。

②自分の馬が活躍する姿を見たい方

DMMバヌーシーは、とにかく厳選した良血馬を集めて、大舞台で活躍させることで、会員達に夢を与えようという方針でやってきていますし、実際にクラブ結成二年目でG1馬が誕生するなど、さっそく大舞台での活躍を見せてもくれています。

今後も一流の良血馬達が様々なレースを勝ち上がってくれると思いますし、とにかく自分の出資馬が活躍する姿を見たい!という方にはオススメのクラブといえるでしょう!

DMMバヌーシー以外でおすすめの一口馬主クラブは?

ここではDMMバヌーシー以外の一口馬主クラブで、個人的に特におすすめしたい厳選した3クラブを紹介していきます!

①:ノルマンディーオーナーズクラブ

ノルマンディーオーナーズクラブは、オカダスタッドを母体とした牧場系のクラブです。

40口、400口の2種類の募集口数で出資馬を募っており、平均募集金額はDMMバヌーシーの約1/10の1200万円と非常にリーズナブルなラインナップが特徴的です。月会費も1100円と、一般的なクラブより安価であり、コストパフォーマンスに優れたクラブです。

また、ノルマンディーオーナーズクラブには3頭を1チームとして、そのチームに対して出資を行う「スターズファンド」という企画があり、こちらは入会金や月会費は必要ないですし、募集口数も10000口と、DMMバヌーシーに少し似た感じの料金体系となっています。

より詳しい情報については、以下のノルマンディーオーナーズクラブの評判を書いた、個別記事を参考にして下さい!

あまりお金は出せないけど、DMMバヌーシーでは物足りないという方にはちょうど良い塩梅のクラブです。

②:サンデーサラブレッドクラブ

サンデーサラブレッドクラブは募集口数40口のクラブですので、一口馬主の中でもハイリスクハイリターンな部類です。

ノーザンファームの良血馬達が揃うクラブなので、成績は常にトップクラスで、勝ちに拘るのならサンデーサラブレッドクラブの馬に出資するのが一難手っ取り早いかもしれません。

しかし、募集金額の平均値で計算しても、馬体価格だけでも1口75万円前後になるので、DMMバヌーシーとは対極にあるクラブと言えますね。

サンデーサラブレットクラブの詳細については、以下の個別記事も参照してください!

③:キャロットクラブ

キャロットクラブはサンデーサラブレッドクラブと同じく、ノーザンファームを母体とした牧場系のクラブで、特にここ最近はサンデーサラブレッドクラブと拮抗するくらいクラブ成績を伸ばしてきています。

あまりいい表現ではないかもしれませんが、主な仕入れ先も被っていますし、サンデーサラブレッドクラブの400口クラブバージョン的な立ち位置と言っていいかもしれません。

勝ち上がり率1~2位を争うクラブの良ラインナップを、400分割の価格で出資できるということもあり、とても人気の高いクラブで、サービスも非常に充実しています。

詳細については、以下、キャロットクラブの評判を書いた個別エントリーを参考にしてください!

まとめ

いかがでしたか?

今までの一口馬主クラブの常識を大きく覆した独自の形態のDMMバヌーシー。

新しい挑戦ですので、風当たりも強いですが、まだまだクラブができて間もないのですし、運営側も手探りの状態だと思います。

今後もどのようなクラブに成長していくか目が離せませんね!

本エントリーについては、随時追記予定のため、また新たに気づいた点があったら、書き足します!

 

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参考情報

本エントリーを書くにあたり、参考にさせて頂いたサイトは以下になります。

DMM バヌーシー公式サイト

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