どうも、しーぷです!今回はニンテンドースイッチのゲームソフトのうち、RPGに的を絞り、おすすめの作品を厳選して紹介します!
面白いRPGをお探しの方は是非、参考にしてみてください!
以下、目次となります!
Contents
ニンテンドースイッチでおすすめの王道RPGゲームソフト!
①:ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS
- 発売日:2019年9月27日
- 開発 :スクウェア・エニックス、オルカ・トイロジック
- ジャンル:RPG
本作は、国民的タイトル「ドラゴンクエスト」のシリーズ30周年を記念して開発された作品です。
ニンテンドースイッチ版のドラクエ11では、PS4版と3DS版にあった要素を両方とも収録しているだけでなく、イベントシーンにボイスが追加されたり、新しいストーリーが収録されるなど、まさに完全版とも言うべき作品となっております。
本作を一言で評すなら、「正統進化」という言葉が丁度いいのではないでしょうか。
前作までの良かった点、悪かった点をしっかり洗い出して、本作に活かしており、ドラクエファンの期待通りの「ドラクエらしいドラクエ」に仕上っています。
ハードの進化に伴い、グラフィックも大幅に向上し、れんけい技による迫力のあるモーションや、美麗なゲームエフェクトも見応え十分です。
また、相変わらずBGMも壮大ですし、個性的なキャラクターやモンスターデザインも健在です。
そして何より評価したいのが、秀逸なシナリオで展開される王道ストーリーです。
個人的な話になりますが、私がまだ幼い頃は、ファイナルファンタジー派で、その理由の一つに、ファイナルファンタジーのほうがストーリーが面白いと感じていた点があります。
しかし、最近のドラクエはストーリーも面白いので、今は完全にドラクエ派に傾いてきています。
本作も、伏線が丁寧に張られており、終盤に向かってしっかり回収されていくので、もやもや感なくスッキリプレイすることができました。
唯一気になる点があるとすれば、スイッチ版からボイスが後付けされたこともあり、口の動きや仕草に若干違和感を覚えることくらいでしょうか。
- ボイスの追加をはじめ、数々の追加要素・改善要素のある完全版的タイトル
- 前作までの良いところを結集した渾身作
- 王道だが、伏線の回収が丁寧な良シナリオ
ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S/Switch
②:OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
- 発売日:2018年7月13日
- 開発 :スクウェア・エニックス、アクワイア
- ジャンル:RPG
本作はドット時代の名作RPGを強く意識したタイトルで、「HD-2D」という、ドット絵調の美しいグラフィックが特徴の作品です。
「オクトパス」とタイトルにあるように、主人公が8人いて、一人ひとり別々の物語が展開されるオムニバス形式が採用されている為、まるで小説の短編集を読んでいるような独特の感覚に陥ります。
スクウェア・エニックスで、複数主人公というと「ロマンシング サ・ガ」を思い浮かべる人も多いと思いますが、まさに本作はこの時代の名作RPGをリスペクトして作られています。
本作はどちらかというと「バトルが面白い」タイプのRPGで、戦闘形式こそ、一般のRPGによくみられるターン制のコマンドバトルですが、相手のシールドポイントを削ることによって、防御力を大幅に下げたり、行動不能にする「ブレイク」や、連続攻撃で大ダメージを与える「ブースト」など、戦術的で、メリハリの利いたバトルシステムとなっています。
「ブレイブリーデフォルト」のメンバーが開発に携わっていることもあり、同作の色をかなり受け継いでいる点も特徴の一つで、スクウェア・エニックス製のRPGを何本かプレイしたことがある人だと、いかにもスクエニらしいゲームだな、と感じると思います。
また、本作はバトルだけでなく、BGMでも高く評価されている作品でもあります。
特にバトルBGMは頭に残るものが多く、個人的には、中ボス戦で流れる「ボスバトル2」や通常戦闘曲である「バトル1」、あとはラスボス戦の「魔神の血を継ぐ者」が大好きです。
- ドット調で描かれる美麗グラフィック
- SFC時代の名作RPGを意識して開発された意欲作
- 戦術的で爽快感のあるバトルシステム
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)/Switch
③:Xenoblade 2(ゼノブレイド2)
- 発売日:2017年12月1日
- 開発 :モノリスソフト
- ジャンル:RPG
本作は、「ゼノブレイド」、「ゼノブレイドクロス」に続くシリーズ3作品目にあたる作品です。
いまやブレイドシリーズはJRPG最高峰と言ってもいい程のブランドに成長しており、ゼノブレイド2に関しても、世界累計で200万本近く売上げるなど、大きな盛り上がりをみせています。
本作には、新要素として、コア・クリスタルと同調することで生み出される生命体「ブレイド」と、ブレイドの力を行使する素質を持つ「ドライバー」が登場します。
ドライバーは最大3体のブレイドをセットすることができ、バトル中は、このブレイドを上手く切り替えながら、戦闘を有利に進めていきます。
バトルシステムは少し複雑で、「ドライバーコンボ」、「ブレイドコンボ」、「属性玉」、「フルバーストアタック」など、覚えることも多いので、仕組みを理解するまでに少し時間がかかります。
しかし、慣れてくると、少しずつコンボが繋がるようになり、バトルがどんどん面白くなるように巧く作られています。
特に、コンボが上手くつながって「フルバーストアタック」が決まった時の爽快感はなかなかのものです。
また、バトルシステム以外にも、見所が多い作品で、シリーズおなじみの広大で開放感のあるフィールドは勿論のこと、アニメ調で描かれる表情豊かなキャラクターや、白熱のストーリーも高く評価されています。
BGMに関しても、前作「ゼノブレイド」で数々の神曲を生み出した「平松建治」氏や、クロノトリガーの作曲者「光田康典」氏も続投されており、相変わらずクオリティーが高いです。
以下、ゼノブレイド2の評価と感想を個別記事で書いているので、そちらも参考にして下さい!
- 豪華作曲陣によるハイクオリティーなゲームBGM
- 少年漫画の王道を往く、白熱のストーリー
- 2020年にはゼノブレイドリマスター版も発売!未プレイ者は必ずやるべし!
④:ポケットモンスター ソード・シールド
- 発売日:2019年11月15日
- 開発 :ゲームフリーク
- ジャンル:RPG
本作は、本家ポケットモンスターの「第8世代」にあたる作品で、本編初の据え置き用タイトルとなります。
広大なフィールド「ワイルドエリア」や、ポケモンが巨大化する現象「ダイマックス」など、多くの新要素が追加され、グラフィックもハード性能の向上に伴い大幅に進化を遂げています。
今作から、登場するポケモンが選抜されることになった為、全ポケモンが揃わない点が残念ですが、その一点を除けば本家シリーズとして決して恥ずかしくない大作タイトルといえます。
また、何より個人的に評価したいのが、演出面です。
基本的なゲームシステムはそのままですが、トレーナーのカットシーンや、ジム戦での観客の歓声、合唱など、バトルをより白熱したものにするための演出が多数用意されており、前作以上に盛り上がります。
さらに、物語終盤には、本作の新要素である「マックスレイドバトル」をうまく活用した激熱展開も用意されており、ストーリーの薄さを感じさせない、魅力たっぷりの作品に仕上っています。
ポケットモンスター ソード・シールドの評価と感想については、以下の記事も合わせてお読みください!
- 演出面が大幅に進化。終盤の盛り上がりは必見
- シリーズ最高クラスのゲームグラフィック
- 全てのポケモンが揃わない点に注意
⑤:ポケットモンスター Let’s Go ピカチュウ、Let’s Go イーブイ
- 発売日:2018年11月16日
- 開発 :ゲームフリーク
- ジャンル:RPG
本作は、初代ポケットモンスターのピカチュウバージョンを基に開発された作品で、ピカチュウ(Let’s Go イーブイではイーブイ)を相棒ポケモンとして、共に冒険を繰り広げます。
基本的には原作準拠で作られていますが、「ポケモンGO」が大ヒットしたこともあって、GOユーザーをかなり意識して開発されています。
努力値や特性が撤廃されたり、ポケモンの捕獲方法もポケモンGOベースに変更されるなど、だいぶ簡素化されたイメージで、本編をプレイしていない人でも取っ付き易い、シンプルなゲームデザインとなっています。
この仕様については、シリーズファンからは賛否両論あったものの、新規層獲得という意味では悪くない戦略だったようです。
あくまで本作は本編の外伝的立ち位置にあるタイトルですし、原作のピカチュウバージョン自体も、一番の特徴はピカチュウを連れ歩けることにありました。
本作は、この連れ歩き機能を更にパワーアップさせており、相棒ポケモンは勿論のこと、それとは別にもう一匹ポケモンを連れ歩くことができます。
153種類すべてのポケモンを連れ歩くことが可能で、中にはギャロップやウインディなどのように騎乗可能なポケモンもいます。
ポケモンと触れ合うのが楽しいゲームですので、カントー地方のポケモンが大好きという方には特にオススメしたい作品ですし、ポケモン本編の入門用タイトルという側面から、シリーズ未プレイ者の方にもプレイしていただきたい作品です!
- 非常に愛らしい相棒ポケモン
- ポケモンGOユーザーを意識して簡素化されたゲームシステム
- すべてのポケモンを連れ歩くことができる!
ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ/Switch
⑥:不思議の幻想郷 TOD -RELOADED-
- 発売日:2018年7月19日
- 開発 :AQUA STYLE
- ジャンル:ローグライクRPG
本作は、2015年6月25日にPSVitaで発売された「不思議の幻想郷-THE TOWER OF DESIRE-」にDLCと新要素を追加した完全版的立ち位置にある作品です。
大人気同人ゲーム「東方Project」の2次創作にあたるゲームなので、原作の同人サークルである「上海アリス幻樂団」や「ZUN氏」は制作に携わっていません。開発は「AQUA STYLE」が担当しています。
ジャンル「ローグライクRPG」とあるように、基本的なゲームシステムは「風来のシレン」や「チョコボの不思議なダンジョン」と似ていますが、東方らしく「弾幕」という攻撃方法があったり、いつでもアイテムの合成が可能な「にとフュージョン」など、本作オリジナルの要素もふんだんに盛り込まれています。
また、本作の魅力は、2次創作とは思えない、ゲームの作りの丁寧さと、やり込み要素の充実度にあります。
ローグライク初心者の東方ファンが本作を手にとっても戸惑わないように、ダンジョンゲーの基本を丁寧に教えてくれたり、かといって、ローグライク熟練者でも手応えを感じられるよう「アイテム持ち込み禁止ダンジョン」のような制限のあるやり込み用のダンジョンも豊富に収録されています。
さらに、BGMに関しても原作に負けないくらい良質で、CVも水橋かおり氏、佐藤聡美氏をはじめ豪華な声優陣が揃っています。
- ストーリーやプレイアブルキャラクターが追加された完全版タイトル
- ローグライク初心者にも配慮した丁寧な作り
- 上海アリス幻樂団が一切関わっていない2次創作であることに注意
⑦:チャイルド オブ ライト(Child of Light)ULTIMATE EDITION
- 発売日:2018年10月11日
- 開発 :ユービーアイソフト・モントリオールスタジオ
- ジャンル:RPG
本作は、「アサシンクリード」シリーズの開発会社として名高い「ユービーアイ・モントリオールスタジオ」が開発したタイトルです。
本作の担当ディレクターが、ファイナルファンタジーをはじめとした日本製のRPGの大ファンということもあり、海外のRPGとしては珍しく、JRPGの路線をかなり意識して開発された作品です。
主人公である少女オーロラが、闇の女王から光を取り戻すために、ホタルの「イグニキュラス」と共に旅に出るという、ファンタジー小説の王道のようなストーリーが展開されます。
本作で特に評価したいのが、まるでファンタジー小説の挿絵がそのまま動き出したような幻想的な世界観です。
細部まで作り込まれたグラフィックと、世界観を壊さない落ち着いたBGMはどちらも高水準で、絵本の中に吸い込まれてしまいそうな没入感があります。
難易度は「カジュアル」(ノーマル)と「エキスパート」(ハード)の2種類用意されていますが、カジュアルでもレベル上げをサボると、そこそこ苦戦する程度に手ごたえはあります。
ダウンロード専売のタイトルで、ニンテンドースイッチ版の場合は税込2,400円ですべてのDLCがはじめから収録されています。
ボリュームもほどほどで、カジュアルモードなら10時間以内でクリアすることもできますので、気軽にサクッとプレイできるゲームをお探しの方におすすめの作品です。
- 絵本を動かしているかのような幻想的な世界観
- アサクリシリーズの開発会社が製作したJRPG
- 手軽に購入できるダウンロード専売ソフト
⑧:ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX
- 発売日:2020年3月6日
- 開発 :株式会社ポケモン、株式会社スパイク・チュンソフト
- ジャンル:ダンジョンRPG
本作は初代救助隊より、実に15年振りとなるリメイク作品で、ポケモンらしからぬシリアスなストーリーに定評のある作品です。
「ダンジョンRPG」というと、どちらかというとコアゲーマー向きの印象のあるジャンルですが、本作では、自動でダンジョンを進んでくれる「オート移動」や、相手に一番有効な技を自動で繰り出してくれる「おすすめ技」など、システム回りの快適性を高める改変がなされており、遊びやすさがアップしています。
難易度についても、ストーリークリアまでであれば、かなり低めに作られているので、ローグライク初心者でも十分楽しめます。
また、ストーリークリア後になると、それまでとは打って変わって難易度が跳ね上がるので、シリーズファンの方でも「簡単すぎてつまらない」ということにはならないはずです。
一つ個人的に残念だったことと言えば、本作はあくまで「原作に忠実なリメイク」に留まっており、追加シナリオや革新的な変更点が存在しなかったことです。
「ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊」のような秀逸なスペシャルエピソードの追加を期待していただけに、その点では、少し肩透かしを食らった気分です。
しかし、絵本のような味のあるグラフィックや、ポケモンの表情の豊かさ等、原作からパワーアップした要素もたくさんありますし、ポケダンシリーズ既プレイ者、未プレイ者問わず、十分に楽しめるタイトルに仕上っています!
より詳しい情報については、以下の個別レビュー記事も参考にして下さい!

⑨:UNDERTALE(アンダーテール)
- 発売日:2018年9月15日
- 開発 :トビー・フォックス
- ジャンル:RPG
本作は、日本のゲームが大好きなアメリカ人ゲームクリエイター「トビー・フォックス」氏によって、ほぼ一人で作られたインディーズゲームです。
名作RPG、MOTHERの雰囲気に、東方の弾幕ゲー要素を混ぜたようなレトロ風のRPGで、「誰も死ななくていいやさしいRPG」と公式が謳っているように、「moon」を彷彿とさせるようなアンチRPGでもあります。
本作は、RPG特有のメタっぽい部分まで物語の設定に組み込ませるという独特の手法がとられており、誰も予想だにしないような驚きの展開満載のゲームです。
ゲーム好き、RPG好きにこそプレイしてもらいたい、非常に心に残るゲームで、とにかく初プレイ時の衝撃を大切にしていただきたいので、できる限り情報をシャットアウトして、このゲームに挑んでほしいです。
また、トビー・フォックス氏と言えば、作曲者としても有名で、最近はゲームフリークの「リトルタウンヒーロー」のBGMや、「ポケモン剣盾」のバトルタワーのBGMを担当するなど、目覚ましい活躍を遂げています。
- 「MOTHER」を彷彿とさせるレトロ調RPG
- よく練られたシナリオと設定。考察し甲斐があるゲーム
- プレイヤーを虜にする良質なBGMの数々
ニンテンドースイッチでおすすめのシミュレーションRPG!
①:ファイアーエムブレム 風花雪月
- 発売日:2019年7月26日
- 開発 :インテリジェントシステムズ、コーエーテクモゲームス
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は、30年の歴史を持つファイアーエムブレムシリーズの中でも、歴代最高クラスの完成度を誇るタイトルで、スイッチ用シミュレーションRPGのみならず、近年発売されたSRPGタイトルの中でも群を抜いて評価の高い作品です。
好評の要因の一つは、本作からシナリオライターとして携わっているシブサワ・コウブランドのスタッフによる重厚なシナリオにあります。
流石、「信長の野望」や「三国志」を長年作り上げてきたスタッフなだけあり、戦記物のシナリオの作りが本当に巧いです。
前作に引き続きキャラクター要素を前面に押し出していますが、根幹にある世界観の作り込みがしっかりしており、そこにキャラクター達をしっかりと落とし込んでいる為、キャラクターに深みが増しています。
こうして出来上がった魅力的なキャラクター達が、今度は戦争という無情な存在の前に、次々と命を散らしていくギャップも本作の大きな魅力と言えるでしょう。
戦記物として、シナリオや戦略性を高い水準に納めながら、乙女ゲーム要素もプラスして、男性も女性も楽しめるように作られた本作は、まさに今の時代に即した「新しいファイアーエムブレム」です。
より詳しい、ファイアーエムブレム風花雪月の評価については、以下の記事を参照してください!
- シブサワ・コウブランドのスタッフが手掛ける重厚なシナリオ
- 厚みのある魅力的なキャラクター達
- 古いファンも、「覚醒」以降のファンも満足できる「新しいファイアーエムブレム」
②:マリオ+ラビッツ キングダムバトル
- 発売日:2018年1月18日
- 開発 :UBIソフト
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は国民的キャラクターである「マリオ」と、UBIソフトのマスコットキャラクター「ラビッツ」のコラボレーションによって誕生した異色タイトルです。
SRPGとマリオの組み合わせ自体がそもそも珍しいですが、更にそこにラビッツが加わったことで、より異質なタイトルとなりました。
正直なところ、開発側がどの層を狙ってこのゲームを作ったのかよくわかりません。
しかし、ターゲットは別としても、ゲーム自体は非常によくできています。
基本的なゲームシステムは、マス目上のマップを移動して、敵を攻撃したら、今度は敵のターンという、よくあるタイプのSRPGですが、他のタイトルと比べると敵の数が少なく、一戦一戦のバトルにかかる時間も短めに作られています。
まさにSRPG入門の「お手本的タイトル」ともいえる丁寧な作りで、単純に簡単なだけでなく、ギミックを使った戦略的な面白さも十分味わえる良作です。
- マリオ×ラビッツという異色コラボ作品
- SRPG入門にぴったりのシンプルかつ戦略的なSRPG
- 「ミニオン」を彷彿とさせるハチャメチャな雰囲気
③:戦場のヴァルキュリア4
- 発売日:2018年9月27日
- 開発 :セガ
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は、戦場のヴァルキュリアシリーズのナンバリングタイトル最新作にあたる作品で、初代戦場のヴァルキュリアから、実に10年振りとなる据え置きソフトです。
本作最大の魅力は「CANVAS」という水彩画のような美麗グラフィックと、「BLiTZ」というSRPGにアクションの要素を取り入れた斬新なゲームシステムです。
BLiTZは初代から続く本シリーズの象徴的なシステムで、本作はSRPGでありながらも、3Dで描かれる広大な戦場をアクションゲームのように駆け回れるという珍しい作品です。
また、今作から巡洋艦による「シップオーダー」や「擲弾兵」という新しい兵科が追加されるなど、シリーズ最新作として、順当に進化しています。
- 人気の高い初代戦ヴァルをベースにした大作SRPG
- 水彩画のような美しいグラフィック
- アクション要素をプラスした独自性の高いゲームシステム
④:スーパーロボット大戦T
- 発売日:2019年3月20日
- 開発 :B.B.スタジオ
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は、大人気クロスオーバー作品である「スーパーロボット大戦」シリーズの一つです。
新規参戦タイトルとして「楽園追放-Expelled from Paradise-」、「カウボーイビバップ」、「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」、「魔法騎士レイアース」が追加されている他、既存作品の中でも「ゲッターロボ大決戦!」に登場する「真ゲッタードラゴン」や、「ダンバイン」の幻の機体「ヴェルビン」など新しく参戦している機体もあります。
参戦タイトルは合わせて25タイトルにもおよび、まさにクロスオーバーらしいお祭り作品となっています。
「スーパーロボット大戦T」自体は、VXTシリーズ3部作を締めくくる作品でもあり、前作までで好評だったシステムをしっかりとブラッシュアップするなど、丁寧で完成度の高い作品です。
また、ストーリーに関しても、変化球の少ない王道なものなので、万人が楽しめるタイトルです。
SRPGのジャンルは小難しいイメージがあるかもしれませんが、本作は難易度設定が4段階に分かれているので、同ジャンルに不慣れな方でも、十分クリア可能です。
- クロスオーバーと相性の良い王道なシナリオ
- 25ものタイトルが結集したお祭りゲー
- スパロボ熟練者の為の超難度「スーパーエキスパートモード」も追加
⑤:魔界戦記ディスガイア5
- 発売日:2017年3月3日
- 開発 :日本一ソフトウェア
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作はやり込み重視のSRPGで知られる「ディスガイア」シリーズの5作品目にあたるナンバリングタイトルです。
ニンテンドースイッチのローンチタイトルの一つですが、本作自体はすでにPS4で2年前に発売されており、スイッチ版は移植タイトルということになります。
基本的にはベタ移植ですが、敵のAIが強化されている他、PS4で配信されていた有料DLCは、ほぼすべて収録されています。
魔界を蹂躙し、次々と支配を広げていく魔帝ヴォイドダークに恨みを持つ魔王たちが復讐劇を繰り広げるというのが大筋のシナリオで、ストーリーもそうですが、本作は「復讐」をテーマにしています。
本作の新要素である「リベンジモード」はその象徴ともいえるシステムで、味方が攻撃を受けたり、撃破されると「リベンジゲージ」が貯まり、MAXになると、リベンジモードが発動します。
リベンジモード中は、ステータスが大幅に強化され、超強力な必殺技「魔奥義」を使用することができます。
このシステムが導入されたことにより、前作以上にバトルにメリハリが生まれ、一転攻勢の爽快感が生まれました。
また、リベンジモードは相手も使ってくるので、緊張感もあります。
もともと本作は、HPが999億9999万9999まで上がったりするようなインフレゲーですが、リベンジモードによって起こる、規格外のダメージの応酬はかなり見応えがあります。
ここまで聞くと、シリーズとしてどんどんマニアック化してきているように感じるかもしれませんが、むしろ本作はその逆で、シリーズとしては落ち着いたシステムの多い、間口の広い作りとなっています。
- やり込み要素満載のインフレゲー
- 戦闘に緩急をつける「リベンジモード」の導入
- 初心者にも配慮した間口の広い作り
魔界戦記ディスガイア5/Switch/HACPAACAA/B 12才以上対象
ニンテンドースイッチでおすすめのRPG!アクション要素が強いもの!
①:The Elder Scrolls V: Skyrim(ザ エルダースクロールズ V:スカイリム)
- 発売日:2018年2月1日
- 開発 :ベセスダ・ソフトワークス
- ジャンル:オープンワールドRPG
本作は、The Elder Scrollsシリーズの5作目にあたる作品で、前作までと同様、高い自由度が売りのタイトルです。
帝国軍につくのか、反乱軍につくのか、はたまた冒険者になるのか・・すべてはプレイヤーの選択に委ねられており、まさに「ロールプレイ」を楽しむことができます。
オープンワールドで描かれる広大なフィールドは造形も美しく、遠くに見える山もただの背景ではなく、すべての場所に行くことが可能です。
スイッチ版では、HD振動やジャイロセンサーにも対応しており、より直感的に操作ができるので、没入感のあるロールプレイが楽しめます。
また、MODにこそ対応していませんが、DLCはすべて収録されており、更にボリュームがアップしています。
- 地平線の奥まで広がる美しいフィールド
- 極めて高い自由度。何をするのも自由!
- ニンテンドースイッチの機能を活かした没入感のあるプレイが楽しめる
②:妖怪ウォッチ4 ぼくらは同じ空を見上げている
- 発売日:2019年6月20日
- 開発 :レベルファイブ
- ジャンル:RPG
本作は、一世を風靡した大人気シリーズ「妖怪ウォッチ」のナンバリングタイトル最新作です。
今までのキャラクターは勿論のこと、「シャドウサイド」、「FOREVER FRIENDS」のキャラも登場し、舞台もさくらニュータウンやさくら元町、妖魔界などを行き来することができるという、かなり力の入った作品です。
今作からゲームシステムが大幅に変更され、バトルに関しても、外伝作「妖怪ウォッチバスターズ」に似たアクション要素のある戦闘に変更されています。
特筆すべきはそのグラフィックで、アニメ調で描かれるキャラクター達や街並みの造形は極めて高品質で、まるでアニメそのものを動かしているような感覚を覚えます。
また、本作では、主人公たちウォッチャーだけでなく、妖怪自体も自分で操作することができるので、妖怪そのものが好きな方であれば、満足度は非常に高くなるでしょう。
前作までをやり込んできた人からすると、システム面の大幅な変更に戸惑ったり、賛否両論あるかもしれませんが、グラフィック、BGM、シナリオ、ボリューム共にいずれも高い水準にある作品ですので、買って損するようなタイトルではありません。
- 妖怪ウォッチバスターズライクのバトルシステム
- 極めて評価の高いゲームグラフィック
- ほとんどすべての妖怪が操作可能に
③:ドラゴンクエストヒーローズⅠ・Ⅱ for Nintendo Switch
- 発売日:2017年3月3日
- 開発 :コーエーテクモゲームス
- ジャンル:3DアクションRPG
本作はスイッチのローンチタイトルの一つで、PS3やPS4で発売された「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」と「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり 」の二作品が収録された移植タイトルです。
過去に配信されたDLCも全て収録されている為、ボリュームは相当です。
さらに、作品自体は、開発「コーエーテクモゲームス」とあるように、無双シリーズをベースにしたアクションとなっていて、無数の敵をなぎ倒す爽快感が味わえる他、巨大モンスター達の迫力も凄いです。
また、ドラクエらしいRPG要素もしっかりミックスされており、コラボ作品としての完成度も高いです。
スイッチ版では、ただ移植するだけでなく、不評だった点にもいくつか修正が入ったことで、より遊びやすくなっています。
- 無双とRPGが融合した爽快感のあるARPG
- 2タイトルが一つになった大ボリューム作品
- 「ギガントドラゴン」や「アトラス」など巨大モンスターの迫力は圧巻!
ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch/Switch
④:イースVIII -Lacrimosa of DANA-
- 発売日:2018年6月28日
- 開発 :日本ファルコム
- ジャンル:アクションRPG
本作はイースシリーズのナンバリングタイトル8作品目にあたる作品です。
スイッチ版は、2016年7月21日に発売されたPSVita版の移植にはなりますが、ハード性能の向上により、グラフィックが綺麗になったのは勿論のこと、ロード時間も短縮されており、基本的には劣化した部分はありません。
イースシリーズは、冒険者「アドル」の冒険記を語るシリーズで、どのタイトルでも主人公はアドルです。
時系列的にはイースVとイースⅥの間になりますが、直接的なストーリーの繋がりは少ないないので、シリーズ未プレイ者が、いきなり本作からプレイを開始しても問題ないです。
歴史の長いイースシリーズの中でも、本作は随一の完成度を誇り、グラフィック性能は勿論のこと、戦闘面でも、よりスピーディーで爽快感のあるアクションが楽しめるようになっています。
また、シリーズおなじみの激しいギターとドラムによる戦闘BGMも、あいかわらず評価が高いです。
そしてなにより評価したいのが、開発会社の社長自らが執筆したというシナリオです。
キャラクター一人ひとりの心理描写の掘り下げが巧く、少しずつ本作の舞台である「セイレン島」の謎が明らかになっていく丁寧なシナリオ構成は素晴らしいの一言です。
- 丁寧かつ完成度の高いシナリオ
- 爽快感のあるスピーディーなアクション
- 高品質なファルコムBGMも健在
⑤:ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
- 発売日:2018年12月20日
- 開発 :コーエーテクモゲームス
- ジャンル:ブロックメイクRPG
本作は、国民的タイトル「ドラゴンクエスト」に、「マインクラフト」などで知られるサンドボックスゲームが融合したタイトルで、前作「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」の続編にあたる作品です。
マインクラフトというと、自由度が売りのタイトルで、ゲームの目的自体をプレイヤー自身が見つける必要がありますが、本作にはドラゴンクエストらしく、ちゃんとストーリーがあります。
「ドラゴンクエスト10」や「ドラゴンクエスト11」など、最近のドラクエはシナリオの評価が高い作品が多いですが、本作もご多分に漏れずシナリオで大きな評価を得ています。
前作は色々と調整が不十分で、サンドボックスゲーとしての完成度は「マインクラフト」に遠く及ばない印象でした。
しかし、前作の悪い部分をしっかり修正し、ブロックやスイッチの種類も増えて建築の幅が広がったことにより、サンドボックスゲー単体としてみても、恥ずかしくない水準まで進化しています。
発売当初こそバグも多く、ゲームとしての評価は低調でしたが、度重なるアップデートによって、少しずつ欠点が解消されていき、今では良作と言えるだけのタイトルまで巻き返しています。
- ドラクエ×サンドボックスという異色の組み合わせ
- 終盤に掛けて大きな盛り上がりを見せる良シナリオ
- サンドボックスゲーとしての完成度も高い
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島/Switch
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
RPGは、ゲームの花形といっても良いジャンルで、スイッチというハード単体でも、紹介しきれない程、たくさんの良作があります。
その中でも、本記事で紹介した作品は、20年来のゲーマーである私が厳選した精鋭揃いですので、どれを手に取ってみても、つまらないということはないはずです。
特に、スイッチ専用タイトルである「オクトパストラベラー」、「ゼノブレイド2」、「ファイアーエムブレム風花雪月」の3作品は私の超お気に入りタイトルです!
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