どうも、しーぷです!今回はニンテンドースイッチ用のゲームソフトのうち、シミュレーションのジャンルに的を絞って、おすすめソフトを紹介させていただきます!
面白いシミュレーションゲームをお探しの方は是非見ていってください!
以下、目次になります。
ニンテンドースイッチのシミュレーションRPGソフトおすすめ7選!
①:ファイアーエムブレム風花雪月
- 発売日:2019年7月26日
- 開発 :インテリジェントシステムズ、コーエーテクモゲームス
- ジャンル:シミュレーションRPG
スイッチはまだSRPGのソフト数自体が少ないのですが、それを差し置いても、ずば抜けて完成度の高いタイトルとして有名なのが「ファイアーエムブレム風花雪月」です。
本作は、主人公が先生を勤め、生徒たちを指導する「士官学校編」と、一国の指揮官となり、育てあげた生徒たちと共に国を背負って戦い抜いていく「戦争編」の2部構成となっております。
「士官学校編」では、出身国ごとに分けられた三つの学級から一つを選ぶことになりますが、5年後の「戦争編」では、その選んだ学級の出身国の指揮官となって他国と戦うことになるので、シナリオやエンディングが大きく変わってきます。
すべてのストーリーを追うには必然的に何周もプレイすることになるので、全てのルートをクリアしょうとすると、物凄いボリュームになります。
そして、なにより本作の恐ろしいところは、自分の選択しなかった学級の生徒が5年後の戦争編で敵将として登場し、多くの場合、討ち取らなければならない点です。
近年は戦争を題材にしたゲームでも、ノリが軽いタイトルが多い印象ですが、ファイアーエムブレム風花雪月はむしろその逆をいっています。
キャラゲーの側面も持ち合わせているので、キャラクター自体はかなり魅力的に作られているのですが、そのキャラクター達が戦争編では割とあっけなく命を落としていきます。
戦争の非情さがこれでもかと言わんばかりに詰め込まれていて、キャラクターに愛着を持てば持つほど心が揺さぶられる恐ろしいゲームとなっております。
しかもメインキャラクターだけでなく、モブキャラクターまでフルボイスという力の入れようで、前作以上にキャラクター達に感情移入できる点も本作の魅力といえるでしょう。
販売2ヵ月にして、すでに世界売上220万本を超えており、30年続くファイアーエムブレムシリーズの中でも最高売上となることが確定しています。
国内産のシミュレーションRPGのジャンルとしては歴史的快挙といえる数字で、いかに本作が世界的に評価されているのかがわかりますし、その完成度とボリュームで言えば、スイッチというハードに留まらず、全ハード合わせても間違いなくトップクラスに入る、シミュレーションRPGです。
「SRPGはチマチマした印象」、「眠くなりそう」と言っていたSRPG未経験者の私の妻でさえ、本作は時間を忘れてプレイしているくらい良くできたゲームでした!
以下、ファイアーエムブレム風花雪月の個別レビュー記事なので、そちらも参考にして下さい!
- 作り込まれた世界観とキャラクターが織りなす重厚なストーリー
- 音楽、グラフィック、シナリオ、ボリュームあらゆる点で高水準
- ifものだけに膨大なテキスト量があるにもかかわらず、それをフルボイス化する本気度の高さ
ファイアーエムブレム 風花雪月/Switch/HACPANVYA/B 12才以上対象
②:マリオ+ラビッツ キングダムバトル
- 発売日:2018年1月18日
- 開発 :UBIソフト
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は、UBIソフトのマスコットキャラクター「ラビッツ」と、国民的キャラクター「マリオ」による異色のコラボ作品です!
マス目上のマップを移動しながら、銃やバズーカで敵を攻撃するターン制のシミュレーションRPGとなっています。
本作の評価点として、できる限りSRPGの戦略的な面白さを損なわないようにしながらも、とことんゲームシステムをシンプルにし、万人が楽しめる作りに仕上げられている点が挙げられます。
一回の戦闘にかかる時間も短めで、味方のユニット数も基本的には3体までなので、SRPG特有のごちゃごちゃした感じが苦手な人でも取っ付き易い作りです。
そのため、シミュレーションRPGには興味があるものの、難しいイメージが強くて手を出せていないという方にちょうど良い、言わばSRPGの入門的タイトルと言えます。
是非、本作をプレイしてSRPGに慣れていただき、本エントリーでも紹介している他の良作SRPGにも手を出していただきたいです。
とはいえ、SRPGとして簡単すぎるというわけでもなく、中盤以降になると結構手ごたえのあるマップも増えてきます。マップギミックも豊富で、SRPGの魅力がたっぷり詰まっているので、SRPGファンでも十分楽しめる作品となっております。
- シンプルながら、戦略的な面白さもしっかりと残した丁寧な作り
- SRPG初心者もSRPG好きにもおすすめできる万人向きタイトル
- マリオとラビッツが織り成すハチャメチャストーリー
マリオ+ラビッツ キングダムバトル/Switch/HACPAC2GA/A 全年齢対象
③:戦場のヴァルキュリア4
- 発売日:2018年9月27日
- 開発 :セガ
- ジャンル:シミュレーションRPG
本作は、SRPGにアクション要素を取り入れた斬新なアイディアと、水彩画のような特徴的なグラフィックが高く評価されている「戦場のヴァルキュリア」シリーズのナンバリングタイトル最新作です。
アクション要素といっても、走り回りながら銃を乱射するような激しいアクションというわけではなく、行動ゲージの範囲内で3Dマップを移動し、敵に照準を定める程度のアクション要素です。
とはいえ、SRPGによくあるようなマス目上のマップではなく、3Dで描かれた広大な戦場を駆け回ることができるので、他のタイトルにはないような臨場感を味わえる点が本作の一つの魅力といえるでしょう。
戦場のヴァルキュリア4は、基本的には初代戦場のヴァルキュリアのシステムを踏襲したものとなっていますが、新要素として、新しい兵科「擲弾兵」や巡洋艦による「シップオーダー」が追加されるなど、順当に進化しています。
上で挙げた「ファイアーエムブレム風花雪月」と比較すると、全体的にポップなゲームデザインで、戦争ゲームにしては、少しノリが軽い印象を受けるかも知れませんが、その点が気にならない方であれば、十分に楽しめる完成度の高い作品です。
セガらしいコアな作りのシミュレーションRPGなので、シリーズ未プレイ者は手を出しにくいかもしれませんが、本作からは「イージーモード」も追加されており、新規層にも配慮している点は好感が持てます。
- 窮屈さを感じさせない臨場感満載の広大な3Dマップ
- 戦争ものにしてはやや軽いノリだが、ところどころ戦争の残酷さも描かれている
- イージーモード搭載でSRPG初心者も安心
戦場のヴァルキュリア4/Switch/HACPAPSBA/C 15才以上対象
④:スーパーロボット大戦T
- 発売日:2019年3月20日
- 開発 :B.B.スタジオ
- ジャンル:シミュレーションRPG
これは人類史における大きな転換期の物語・・。
その時代、人類は退廃の中にあった。『黄金の時代』と呼ばれた、繁栄と野心の数十年・・外宇宙の過酷な現実に打ちのめされ、人類の情熱は敗北した。
生活圏を太陽系内に押し止められた人類・・内から腐り始めた世界は、果てしない戦いの場となっていった。
新宇宙暦200年・・退廃と諦めが支配する『黄昏の時代』で、人類は新たな戦いを迎えようとしていた。
本作は、様々なロボットアニメ作品が一堂に会する、大人気クロスオーバー作品「スーパーロボット大戦」シリーズのうち、3部作であるVXTシリーズのトリを飾る作品です。
新規参戦タイトルとして「カウボーイビバップ」、「楽園追放-Expelled from Paradise-」、「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」、「魔法騎士レイアース」が追加されています。
シナリオについては、旧シリーズを思い出すような王道ストーリーに戻っており、ゲームシステムも「ファクトリーシステム」や「サブオーダー」などの前作で好評だったシステムを強化した上で続投するなど、3部作のラストなだけあって順当に進化しています。
常々思うのですが、クロスオーバーものはやはり、王道ストーリーでこそ一番キャラクター達が輝きますよね。
また、今作にはスパロボ熟練者用に「スーパーエキスパートモード」が収録されており、パイロットレベルが200まで解禁されるなど、やり込みプレイも充実しています。
ちなみにPS4版とSwitch版の違いですが、基本的にはグラフィック性能やロード時間などに大きな差はありません。しかし、Switch版にはカスタムサウンドトラック(自分の持っているMP3ファイルをゲーム内BGMに置き換えるシステム)が実装されていないため、注意が必要です。
その代わりSwitch版では、大画面モードと携帯モードを切り替えることができるという利点がありますので、PS4とSwitchどちらもお持ちの方は、自分のプレイスタイルを鑑みて、購入する機種を決めると良いでしょう。
- VTX3部作を締めくくるトリ作品
- 超高難度モード「スーパーエキスパートモード」追加
- 古き良きスパロボを思い出すような王道シナリオ
スーパーロボット大戦T/Switch/HACPASHEA/C 15才以上対象
⑤:魔界戦記ディスガイア5
- 発売日:2017年3月3日
- 開発 :日本一ソフトウェア
- ジャンル:シミュレーションRPG
魔帝ヴォイドダークによる全魔界消滅の危機―
彼の台頭により、多くの魔界が蹂躙され、その支配下に置かれていった。
ヴォイドダークが率いるのは、通称“ロスト”と呼ばれる悪逆非道の大軍団。その数は、実に100億とも噂されている。
もはや彼らに逆らうものは、魔界のどこにも存在していないかに見えた・・・。
しかし、魔界は広い。ヴォイドダークとその配下に恨みを持つ魔王たちが、それぞれの復讐を果たすため、静かに立ち上がっていた。
本作は、やり込み型SRPGとして定評のある「魔界戦記ディスガイア」シリーズの6作目にあたる作品です。Switch版は、PS4版のベタ移植となりますが、これまでに配信された有料DLCはすべて収録されています。
基本的なゲームシステムは、拠点で準備して、戦闘マップへ移行、敵を全滅させたらストーリーが進む、というシミュレーションRPGお決まりのパターンですが、ディスガイアシリーズの特徴はなんといっても、「圧倒的インフレ感」にあります。
レベル上限は9999。HPに至っては上限999億9999万9999という規格外の数値で、「好きなキャラクターをとことん強くしたい!」というタイプのプレイヤーには、かなり危険な時間泥棒ゲームです。
また、本作では「復讐」を一つのテーマにしており、ゲームシステムにも「リベンジモード」という新要素が追加されています。
味方がダメージを受けたり撃破されると貯まる「リベンジゲージ」が満杯になることで発動し、キャラクターの全能力がアップするだけでなく、「魔奥義」という必殺技が使えるようになります。
一転攻勢の爽快感を味わえるだけでなく、敵もリベンジモードを使用してくることにより、緊張感も併せ持った白熱したバトルを楽しむことができます。
とはいえ今までのシリーズと比較しても、全体的にゲームシステムはスッキリした印象で、ナンバリングタイトルだからといって、特に構える必要はありません。
- PS4版で配信していた有料DLCをすべて収録
- ディスガイアシリーズにしては尖った要素が少なく、初心者も手が出し易い
- 新要素「リベンジモード」の追加でより白熱したバトルに
魔界戦記ディスガイア5/Switch/HACPAACAA/B 12才以上対象
⑥:SDガンダム GGENERATION GENESIS
- 発売日:2018年4月26日
- 開発 :トムクリエイト
- ジャンル:ガンダムシミュレーション
本作は「Gジェネ」の愛称で親しまれているクロスオーバー作品のシリーズの一つで、据え置き機としてはWii用ソフト「SDガンダム Gジェネレーション WORLD」から実に5年振りとなるタイトルです。
PS4、PSV、Switchのマルチプラットフォームですが、Switch版ではすべてのDLCが収録されています。
収録作品をガンダムだけに絞った「スーパーロボット大戦」というイメージのある本シリーズですが、「GENESIS」では、収録作品が宇宙世紀100年に絞られ、原作の追体験を強く意識して作られています。
シリーズで初めてHD化されたこともあり、モデリングが一新され、連携時の演出やキャラクターのカットイン等も前作以上に迫力があります。
Gジェネシリーズだと、PS用ソフト「SDガンダム Gジェネレーション F 」が個人的には一番好きです。「GENESIS」もグラフィックが一新され、原作追体験型のシリーズとしては、十分なクオリティにありますが、正直、「F」超えはないかな、という評価です。
とはいえ、GENESISはどちらかというと「SPIRITS」の系譜にある作品なので、Fと比較するのはお門違いなのかもしれません。
とにかく本作は、原作再現に力が入っている作品ですので、原作を知っていれば知っているほど楽しめる作品です。
- HD化に伴いモデリングが一新され、美しいグラフィックに
- 宇宙世紀100年に注力した作品
- DLCはすべて収録済
⑦:戦場のヴァルキュリア for Nintendo Switch
- 発売日:2018年9月27日
- 開発 :セガ、オーツー
- ジャンル:シミュレーションRPG
上の方で、「戦場のヴァルキュリア4」も紹介しましたが、原点にして頂点、初代「戦場のヴァルキュリア」も紹介しておきます。
本作は2008年にPS3用ソフトとして発売されたタイトルのリマスター版にあたる作品で、DLCコンテンツなどはすべて収録されています。
「CANVAS」と呼ばれる、アニメと水彩画を合わせたような独特なタッチのグラフィックで描かれる広大な3Dマップに、「ファイナルファンタジータクティクス」シリーズや「オウガバトル」シリーズのBGMの作曲者として名高い、崎本仁さんによる壮大な曲調の楽曲が花を添えます。
そして、本作の目玉であるSRPGとアクションを融合させたような独自性の高い「BLiTZ」システムなど、本当に魅力的な要素の多い作品です。
ダウンロード専売ソフトになりますが、定価1,990円という手の出しやすい価格設定ですので、戦場のヴァルキュリア4をプレイして面白かったという方は、是非こちらのほうもプレイしてみて欲しいですし、逆に「4」の前にまずはこちらをプレイするというのもアリです。
10年以上前のゲームになりますが、PS3用ソフトということもあって、グラフィックは綺麗ですし、新規IPとして開発された割には、ゲームシステムの完成度が高いので、今からプレイしても十分楽しめる作品です。
- 名作「戦場のヴァルキュリア」が1,990円で遊べる!
- 水彩画のような美しいグラフィック
- SLGとアクションが融合した画期的なゲームシステム
ニンテンドースイッチのシミュレーションソフト!おすすめ4選!
①:ルーンファクトリー4スペシャル
- 発売日:2019年7月25日
- 開発 :ネバーランドカンパニー、HAKAMA
- ジャンル:ファンタジー生活ゲーム
本作は3DS用ソフトとして発売された「ルーンファクトリー4」の移植にあたる作品で、新要素として「しんこんモード」という追加シナリオが収録されている他、HD化されたことにより、グラフィック面が大幅に向上するなど、単純な移植に留まらず順当に進化した完全版です。
ルーンファクトリーは、RPGと農業という一風変わった組み合わせのゲームシステムが特徴のシリーズで、「牧場物語」の派生作品的な立ち位置にあるタイトルです。
主人公である王子(もしくは姫)を操作し、住民の悩みを解決したり、ダンジョンを冒険したり、作物を作ったり・・、と自由気ままに生活しながら、ストーリーを進めていくゲームで、戦闘パートは爽快感のあるアクションRPGとなっています。
また、本作の最大の魅力は、豊富な恋人イベントと結婚システムにあります。結婚自体は前作でもできましたが、ルーンファクトリー4では、結婚後のイベントや出産後のイベントが増え、最終的には子供と妻の3人で冒険に出るなんてことも可能です。
とにかく本作はやれることがたくさんあるのですが、同時に優れた操作性を併せ持っているおかげで長時間プレイが苦にならない点は本当に素晴らしいです。
チュートリアルもとても丁寧に作ってあるので、ゲーム性が理解できないなんてことにはなりませんし、普段あまりゲームを触らないという方にもおすすめできる作品です。
- 新シナリオ「しんこんモード」の追加で更にボリュームアップ
- 前作から更に向上した操作性で快適なゲームプレイを実現
- 親切なチュートリアルと難易度設定でゲーム初心者でも楽しめる
ルーンファクトリー4スペシャル/Switch/HACPAR5EA
②:サバクのネズミ団!改。
- 発売日:2017年12月21日
- 開発 :アークシステムワークス
- ジャンル:シミュレーション
誰もよりつかないこの惑星 だってこの惑星名物といったらサバクに散らばるスクラップだけ
そんなゴミだらけのこの惑星に轟くエンジン!うごめく黒い影!!ヤツらはサバクのネズミ団!
移動要塞サバクフネを駆り街から街へと旅をしながら今日もせっせとゴミ拾い!
その日暮らしの毎日だけど心の中にはでっかい夢がある!そいつはマボロシの黄金郷!!めざすは東のハテのそのまたハテだ!進め!サバクのネズミ団!!
(引用:砂漠のネズミ団!公式HP/サバクのお話)
本作は3DS用ソフト「サバクのネズミ団!」のアップデート版的な立ち位置にある作品で、全体的にシステムの調整が入っている他、イベントややり込み用マップも追加されています。
上記の引用文を見て、既視感を覚えた人もいるかもしれませんが、本作は映画「スターウォーズ」に登場する「ジャワ族」がモチーフとなっております。タトゥイーンの砂漠をサンドクローラーで徘徊するジャワ族の雰囲気まんまですよね。
ゲームシステムは非常にシンプルで、ネズミ達に何の仕事をやらせるかと、手に入れたアイテムをどのように使用するか、を指示して「サバクフネ」を改造し、船のHPと燃料が尽きないようにしながら目的地を目指すゲームとなっております。
サバクフネの改造は自由度が非常に高く、武装重視や、スピード重視など、自分好みの性能の船を作ることができます。ストラテジー特有の中毒性も併せ持っているので、改造に熱中し始めると、時間を忘れてプレイしてしまう点は注意が必要です。
定価は1200円と格安ですが、やり込むと普通に数十時間遊べるゲームですし、操作が簡単なのでストラテジーのジャンルに慣れていない方にもおすすめのタイトルです。
- 自由度と中毒性が高いリアルタイムストラテジー!
- 1200円でたくさん遊べるコストパフォーマンスの良さ
- ゲーム初心者でも遊びやすい、シンプルなゲーム性
③:信長の野望 創造 with パワーアップキット
- 発売日:2017年3月3日
- 開発 :コーエーテクモゲームス
- ジャンル:歴史シミュレーションゲーム
本作はシリーズ30周年を記念して発売された「信長の野望 創造」の、問題点や不満点などを大幅に改善した完全版にあたる作品です。
Switch版ではハードの機能をうまく活かし、タッチスクリーンによる直感操作を可能にしていたり、モーションIRカメラを使用した武将作成機能(モンスターファームの円盤再生のようなシステム)が収録されているなど、今までのシリーズにはなかった新しい試みも見られます。
私自身、信長の野望シリーズとは非常に長い付き合いで、幼少の頃、父親がメガドライブで「信長の野望 武将風雲録」をやってたのをきっかけに、本シリーズをプレイし始めています。
当時はまだ習ってない漢字も多く、父親に逐一わからない単語を聞きながらプレイしていた記憶があります。そういう渋い幼少期を過ごしたこともあって、ストラテジーやSRPGがメインジャンルの今の私があるわけですが・・。
話が脱線してしまいましたが、本作はもともとは「信長の野望 創造2」として売り出そうとしていた作品ということもあり、シナリオ追加は勿論のこと、不評だった戦闘システムが一から作り直されたり、内政要素や外交要素の強化など、変更点・改善点は多岐に渡り、登場する武将の数も歴代シリーズで最大となっております。
正直なところ、前作はお世辞にも良作とは言えない欠点の多い作品であったのですが、それがしっかりと改善された本作はむしろ、シリーズ30周年に相応しい完成度の高いタイトルまで昇華しています。
- Switch本体の機能を活かした操作性や遊びの提供
- 前作から大幅にシステムが改善され、大化けしたタイトル
- 登場武将数が歴代シリーズ最多
④:シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI
- 発売日:2018年11月16日
- 開発 :Firaxis Games/Aspyr Media
- ジャンル:ストラテジー
このシリーズのタイトルの購入はおすすめできません。人生レベルで悪影響が出ます!
私は学生時代にシヴィライゼーションⅣをプレイしたことがあるのですが、あまりにハマり過ぎて「気付いたら朝になってた」を連発し、生活に大きな支障がでました。
本作は、ボードゲームのようなへクス上の広大なマップを舞台に、実在する24名の偉人を指導者として操作し、科学を発展させたり、他国と同盟を組んだり、戦争を仕掛けたり、宗教を広めたり・・と、自由に自分だけの国家を築き上げる、ターン制ストラテジーゲームです。
Switch版の特徴はやはり、「シヴィライゼーション」が携帯できるという点に尽きます。パソコンの前でジッとプレイするイメージの強い本シリーズですが、通勤の移動時などにプレイするスタイルであれば、時間を忘れてプレイし続けるみたいなことにはなりませんし、気軽に健全にシヴィライゼーションを楽しむことができます。
あと、2つ気になる点があるとすれば、グラフィックが綺麗な反面、ゲーム中盤以降になって国家が発展してくると、スイッチの性能ではカバーしきれないのか、処理落ちすることがある点と、複雑なゲームにしては、チュートリアルが貧相で、ゲーム初心者には難しすぎる点です。
自身の経験上、シリーズ未プレイ者にはおすすめしにくいタイトルですが、面白さが分かってくると体調を崩すくらいハマるゲームでもありますので、自分をしっかり律することができる人であれば挑戦してみて欲しい作品です。
- 究極の時間泥棒ゲーム。ハマると危険!
- 初心者にはやや取っ付きにくい作り
- 国家やユニットが増えてくると処理落ちする
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここで挙げたゲーム以外にもシミュレーションソフトはいくつか発売されていますが、私が今までにプレイしてきたタイトルの中だと、オススメできるタイトルは以上となります。
やや紹介タイトル数が少なくなってしまいましたが、今後も面白いシミュレーションソフトが見つかり次第、追記させていただく予定ですので、また日を置いて見に来ていただければ幸いです。
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