どうも、しーぷです!今回は「テトリス99」攻略や戦いのコツ、作戦の適切な使用方法について詳しく解説していきます。
また、本記事では戦いのコツと併せて、基本的なルールやシステムについても紹介していますので、興味がある方や、まだプレイしたことがない方は、是非参考にして頂ければ幸いです!
また、本エントリーはあくまで初心者~中級者向けの内容となっていますので、予めご了承ください。
以下、目次になります!
Contents
テトリス99とは?
本作は世界的パズルゲーム「テトリス」にバトルロイヤルをミックスした趣旨のタイトルです。
バトルロイヤルというと、「PUBG」や「荒野行動」、「フォートナイト」などが有名ですが、本作もこれらの作品と同様、大勢の生身のプレイヤーを相手に、最後の一人まで生き残ること(テト1)が目的となります。
①:開発情報
開発は「テトリス・ザ・グランドマスター」でおなじみのアリカが担当しています。
仕様は「テトリスDS」準拠で、ワールドルールが採用されています。
本作は、構想からわずか一年で配信に至るという、驚異のスピードで開発されましたが、サービスを開始してからも通信トラブルがほとんど見られないなど、非常に完成度の高い作品です。
また、バトルロイヤルのエッセンスが巧くテトリスに取り入れられており、パズルゲームの新時代を感じさせる意欲的な作品に仕上っています。
②:製品情報
本作は、有料オンラインサービス「Nintendo Switch Online」に加入していれば、無料でダウンロードすることができます。
「スプラトゥーン」や「スマッシュブラザーズ」をオンラインで遊ぶためには、どちらにせよ「Nintendo Switch Online」への加入は必須なので、そのおまけでタダで遊べるソフトと思っていただければ良いでしょう。
基本のオンラインモードである「TETRIS 99」に加え、テト1取得者しか参戦できない「TETRIS 99 VIP」、4つのチームに分かれて戦う「チームバトル」の合計3つのバトルモードがすべて無料で遊べます。
2019年8月9日には、パッケージ版も発売されていますが、こちらは一年分の「Nintendo Switch Online」利用券とオフラインモード(後述)が収録されています。
テトリス 99/Switch/HACRARZNA/A 全年齢対象
ネット上で利用券を決済し、オフラインモードのDLCを購入する場合と値段は変わりませんが、「Nintendo Switch Online」未加入の方や、ゲーム機の容量を気にしている方であれば、パッケージ版の購入をおすすめします。
③:オフラインモード
オフラインモードでは、1画面で2人で遊べる「シェアバトル」、ローカル通信を使い、switchを持ち寄って最大8人まで遊べる「もちよりバトル」、CPU98人と戦う「CPUバトル」、150ラインもしくは999ラインを永遠と消し続けてスコアを競う「マラソン」の4つのゲームモードが収録されています。
いずれも買い切りで、オンライン環境も必要ないので、通勤通学中や外出先など、好きな場所で好きなだけプレイできます。
テトリス99のルールとオリジナル要素を紹介!
本項では、テトリス99のルールについて、詳しく説明していきます!
①:基本ルール
今までのテトリスと同様、様々な形のブロックを積み上げていき、横一列隙間なく埋めて消していくパズルゲームです。
ブロックを消せないまま、一番上まで積みあがってしまうとゲームオーバーになります。
本作の場合は対人戦がメインとなるので、「テトリスDS」の対戦モードと同様、ラインを消していくことで、相手に攻撃することができます。
1ライン消すだけでは、相手にラインを送り込むことはできず、2ライン以上同時に消したり、間髪入れず連続でラインを消し続ける「REN」やTブロックを回転させて嵌め込む「T-Spin」でラインを消すことで、初めて相手に攻撃することができます。
また、攻撃によってゲームオーバーになると、ラインを送ったプレイヤーに「KOバッジ」が一つ付与されます。
②:バッジシステム
テトリス99に実装されているオリジナルのシステムです。
前述の通り、相手を倒すことで「KOバッジ」を入手できます。
バッジ2個で攻撃力25%アップ、6個で50%アップ・・、のように取得しているバッジの数に応じて、相手にラインを送る力が強くなっていきます。
当然、終盤戦ともなるとバッジを複数所有しているプレイヤー同士の戦いになるので、ライン攻撃の応酬も激しくなります。
③:作戦システム
本作に実装されているオリジナルシステムです。98人の敵の中からどの相手を攻撃するか、大まかな作戦を決めることができます。
テトリス99攻略の肝!「作戦」について詳細に解説
本作をより戦略的なものにするために一役買っているのが、「作戦」システムです。プレイヤーは4つの作戦から一つを選ぶことができ、その作戦によって攻撃対象を変えることができます。
以下に作戦の種類とその概要を紹介します。
①:バッジねらい
バッジを多く所有しているプレイヤーを狙います。
倒した時のリターンは当然大きいですが、既にバッジで攻撃力が強化されたプレイヤーですので、カウンターで返り討ちにされるリスクも高いです。
逆に言えば、バッジを多く持つことは、「バッジねらい」の標的にされやすいとも言えますので、攻撃力が上がるからと言って、無理に序盤から「とどめうち」や「バッジねらい」でバッジをゲットする必要もありません。
②:カウンター
自分を狙っているプレイヤーを狙い返します。この作戦の時のみ、狙っているプレイヤー全員を攻撃対象にすることができます。
しかも、攻撃が分散するどころか、たくさんのプレイヤーに狙われているほど、自分の攻撃力が高くなるという、多対一がそこまで不利にならないシステムが採用されています。
多対一の状態であれば、1ライン消しでもダメージがでるようになるので、複数のプレイヤーに「とどめうち」で狙われてしまっても、諦めずに応戦すれば、まとめて返り討ちにすることもできます。
③:ランダム
生き残っているプレイヤーの中からランダムに一人を指定し、攻撃します。無作為に選んでいるので、当然、強い人に当たってしまう場合もあります。
相手から「カウンター」で狙い返されて、どんどんライン攻撃が飛んでくるようであれば、対象を選びなおして、逃げるのも一つの手です。
④:とどめうち
ゲームオーバー寸前のプレイヤーを狙います。
バッジを取得し易い作戦ではありますが、自分がそのプレイヤーを狙っているように、他のプレイヤーも同じように「とどめうち」で同じ対象を狙っている可能性もあるので、獲物を横取りされることもあります。
上述した作戦は、好きなタイミングで何回でも変えることができるので、状況を見極めながら都度、適切な作戦を選択することで、ゲームをより有利に進めていくことができます。
また、4つの作戦とは別にアナログスティックで狙いたい相手を手動で選択することも可能です。上級者の中には、相手の盤面まで見て、攻撃対象を選ぶ人もいます。
テトリス99を攻略する上で、あらかじめ知っておきたい情報
①:テトリミノの順番の法則
テトリスには画像のように7種類のブロック(通称:テトリミノ)があります。
本記事では、それぞれTブロック、Jブロック、Lブロック、Oブロック、Iブロック、Sブロック、Zブロックと呼びます。
これらのブロックは完全なランダムではなく、1サイクルの範囲内でランダムとなっています。
具体的に説明すると、まず1サイクル目で「TJLOISZ」の7種類が一つづつランダムに出てきます。
この間、同じ種類のテトリミノが重複することはありません。
7種類すべてのテトリミノが出揃ったら、2巡目、3巡目と同じようなサイクルを繰り返します。
ですので、例えば1巡目「IOLZTJS」、2巡目「STJOILZ」のようにサイクルを跨いで、Sブロックが連続で出ることはあっても、3連続で同じテトリミノが落ちてくることはありません。
②:平積みとは?
一番オーソドックスな積み方です。端1行分だけ空けて、平たく積んでいき、IブロックでTetris(4ライン消し)を狙います。
比較的簡単な戦法で、慣れてくると高速で積めるので、シンプルながら火力も出ます。
③:Tスピンとは?
Tブロックを回転入れすることをT-Spinと呼びます。
普通にラインを消すより、T-Spinを使って消したほうが、相手に多くのダメージを与えることができます。
言葉では分かりにくいですが、以下の画像のような状況を指します。
一見すると嵌らないように見えるかもしれませんが、ちゃんとハマります。
④:RENとは?
途切れることなく、ライン消しを繋いでいくことを「REN」と言います。
RENを繋げれば繋げるほど、ダメージが雪だるま式に増えていきます。平積みの技術さえ鍛えていれば、比較的狙いやすい上に、特大ダメージが出るので、RENを繋げる練習は必須と言えるでしょう。
また、複数のプレイヤーから狙われている際は、すばやくRENを組んで、「作戦:カウンター」でまとめて返り討ちにする方法が有効です。
例えば、T-Spin Double⇒Single⇒Double⇒Single⇒Single⇒Tetrisのように5REN繋げた場合は、4⇒0+1⇒1+1⇒0+2⇒0+2⇒4+3となるので、合計18ラインを相手に送り込むことができます。
⑤:Back-To-Backとは?
T-SpinやTetrisを間髪入れずに二回以上連続で発動すると、「Back-To-Back」が発生し、攻撃に1ライン分のボーナスがつきます。
⑥:パーフェクトクリアとは?
いわゆる、全消しです。
1ブロックも残さず、綺麗に消すことで「パーフェクトクリア」が発生し、相手に4ライン分攻撃できます。
テトリス(4ライン消し)でパーフェクトクリアを出せば、8ラインの特大ダメージを相手に与えることができます。
開幕で割と狙いやすい技ですが、何度も連続してパーフェクトクリアを出すのは至難の業ですので、1対1の対人戦は別として、テトリス99であえて狙う必要はありません。
⑦:ラインの消し方による攻撃力一覧
相手を攻撃した時のダメージ量は、ラインをどのように消したかによっても以下のように大きく変わります。
【通常消しの場合】
消し方 | 攻撃ライン数 |
---|---|
Single(1ライン消し) | 0ライン |
Double(2ライン消し) | 1ライン |
Triple(3ライン消し) | 2ライン |
Tetris(4ライン消し) | 4ライン |
【T-Spinの場合】
消し方 | 攻撃ライン数 |
---|---|
T-Spin Mini(ミニ) | 0ライン |
T-Spin Single(シングル) | 2ライン |
T-Spin Double(ダブル) | 4ライン |
T-Spin triple(トリプル) | 6ライン |
【RENの場合】
消し方 | 攻撃ライン数 |
---|---|
1REN~2REN | +1ライン |
3REN~4REN | +2ライン |
5REN~6REN | +3ライン |
7REN~9REN | +4ライン |
10REN~ | +5ライン |
(他、パーフェクトクリアは4ライン)
ここで注意しておきたいのは、Singleだけでは相手に1ラインも攻撃できないという点です。Singleで消すのなら、間髪入れずにSingleを繋いでRENボーナスで相手に攻撃したいところです。
また、TetrisとT-Spin Doubleの攻撃力が一緒であることも頭に入れておいたほうがいいでしょう。
⑧:DT砲とは?
開幕で、T-Spin Double+T-Spin Triple+Back to Backをお見舞いする技です。
以下の画像のような形がテンプレートになります。
そこから最初にT-Spin Doubleを打って・・、
続け様にT-Spin Tripleを打ちます。
これについてもパフェクリと同様、一対一の対人戦で大きな効果を発揮するものなので、テトリス99で狙う必要はありません。
他にも「よしひろSD」、「ダブルダガー」、「あめみや砲」、「インペリアルクロス」・・、等々、様々な技が考案されていますが、テトリス99でテト1を取る為に必ずしも必要な技術ではないので、本記事では割愛します。
テトリス99で最後の10人まで生き残るためのコツ
上記の情報を踏まえたうえで、TOP10に残るためのコツを紹介していきます。
99人の中で残り10人というと、かなり難易度が高いと感じるかもしれませんが、以下に紹介するコツを実践し、後は練習を重ねていけば、TOP10は意外とすぐに手が届くはずです。
①:生き残ることだけに注力しよう!
一対一のテトリスで勝つ為には、単純に相手より上手くなる必要がありますが、テトリス99で上位に残るために一番大事なのは、相手を倒すためのテクニックではなく、いかに上手く立ち回り、相手からの攻撃を避けるか、という状況判断能力です。
初心者にありがちなミスとしては以下が挙げられます。
- とりあえずガンガン平積みして、テトリス(4ライン消し)を狙うが、置きミスして自滅する。
- 高く積み上げすぎた結果、「とどめうち」の標的にされてボコボコにされる。
次の項「テトリス99でテト1を取る為のコツ」でも詳しく説明しますが、最終的にテト1を取るレベルにまで上達する為には、まずは「終盤まで生き残ること」を意識してみましょう!
例えば平積みの場合であれば、8ラインくらいを目安にして、そのラインを維持するように心がけ、急な攻撃を受けても、すぐにTetris(4ライン消し)で相殺できるようにしておきましょう。
②:作戦を駆使して逃げ回ろう!
作戦の項でもお話しした通り、慣れないうちは、下手に「バッジねらい」や「とどめうち」は使わないようにしましょう。
とりあえずは作戦「ランダム」にしておきます。
もし狙っている相手が作戦「カウンター」でターゲットを返してきて、しかもガンガン攻撃してくる場合であれば、意地になって相手をするのではなく、もう一度「ランダム」を押して、カウンターによるターゲットを外します。
この方法を覚えているだけでも、序盤から強敵に捕まって、理不尽にボコボコにされるのをだいぶ回避することができます。
もし、相手の方からターゲットされてしまった場合は、相手がターゲットを変えない限りは逃げる術がないので、「カウンター」で向かい打ちます。
また、複数の敵に狙われてしまった場合も、必ず「カウンター」に切り替えて応戦しましょう。
本作は、複数人からターゲットを受けても、単純な多対一にはならず、狙われれば狙われるほど、自身の攻撃力が上がる仕様となっています。
③:T-SpinとRENを練習しよう!
スタートから残り50人までの間は、上述したように作戦をうまく駆使して、強い敵からターゲットにされないように立ち回れば、比較的平和に過ごすことができます。
その間に、繰り返しT-SpinやRENの練習をして、実戦レベルで使えるように慣れましょう!
スピードアップした状態でもRENを繋げるようになったり、自然にT-Spin Doubleが使えるようになれば、中級者の仲間入りです。
Tetris(4ライン消し)は綺麗に平積みしていないと打てないので、高く積みあがった状態では繰り出すのも厳しくなりますが、T-Spin DoubleやRENはギリギリの状態でも、慣れればガンガン打てます。
また終盤では、バッジにより攻撃力も上がっているので、1~2回のT-Spinが勝敗を決することも多いです。
またRENに関しても、連鎖中は相手の攻撃によるラインの上昇が止まるので、致死量のライン予告が迫っていても、RENが途切れない限りはゲームオーバーになることはありません。
テトリス99で「テト1」を取る為のコツ
最後の10人に残ること自体は練習すれば意外となんとかなりますが、そこからテト1となると話は大きく変わってきます。
以下に、テト1を取る為のプロセスを紹介します。
①:高速戦に慣れよう!
残り10人までくると、テトリミノの落下スピードも尋常ではないほど早くなります。
そのため、運よく最後まで残っても、高速戦に慣れていないと、置きミスを連発して、一瞬でゲームオーバーに陥ります。
上の項で、「生き残ることが最優先」と言ったのはこのことで、終盤戦をどれだけ経験しているかが、高速戦で生き残る為の大きなカギとなります。
②:ディレイを活用しよう!
相手から攻撃を受けると、画面左側のダメージ予告バーが上がっていきますが、実は蓄積されるダメージは12列が上限となっていて、それ以降に受けたダメージは無効となります。
例えば、RENがたくさん繋がった場合、12列などすぐにいってしまうので、大半のダメージは無駄になってしまいますが、この時、あえてテトリミノの接地を遅らせれば、その間に相手のブロックがせりあがるので、ダメージの無駄が少なくなります。
終盤になると、生き残っているプレイヤーにバッジが集中してくるので、ライン攻撃の応酬も一層激しくなります。
少し消しただけでも、上限に達してしまうので、ディレイを上手く活用して立ち回ると良いでしょう。
③:視野を広げよう!
前の項でも言いましたが、テトリス99で勝つために一番大事なのは「状況判断能力」です。
視野を広げるというのは具体的には、
- 自分の置かれてる状況をしっかり把握し、最適な作戦を選択する
- 「NEXTミノ」を見て、できる限り綺麗に積む
- 時には相手の盤面まで見て、狙いを定める
の3つを指します。
一気にすべてをやろうと思っても難しいので、段階的に慣れていきましょう。
はじめのうちは脳の負担も大きいですが、何も考えずにやるより圧倒的に上達が早くなります。
以下の画像を見てください。
画像は実際にテト1をとった時のリザルト画面ですが、T-Spinをほとんど使ってないですし、RENも6回しか繋げてないにもかかわらず勝てています。
高速戦に慣れ、状況判断能力を研ぎ澄ませれば、これらのテクニックに頼らずともテト1は取れます。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
本エントリーが皆様の勝率に少しでも寄与できれば幸いです。
ニンテンドーダイレクトで突如として発表された本作ですが、99人でテトリスをやるというインパクトもさながら、一つのゲームとしても非常に面白い作品です。
また、定期的にゲーム内イベントも開催されていて、マイニンテンドーゴールドポイントがもらえたり、時にはスプラトゥーンやファイアーエムブレムなど、他のゲームともコラボするなど、大きな盛り上がりをみせています。
コラボイベントでもらえる「テーマ」は、画面だけでなく効果音や音楽も変わるという気合の入れようで、シンプルなゲームながらなかなか飽きが来ません。
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